なんだか発売前から物議を醸してますね...
いよいよ発売が迫る期待のニンテンドー3DSですが「3Dゲームは小さなお子さまの目の成長に影響を与える可能性がある」なんて警告を任天堂が発し、それを受けて各界では警告の正当性を疑問視する声が上がっていたのですが、ここにきて任天堂からは、やや騒動の鎮静化を狙ったかのような社長発言がメディア発信されてきましたよ。
どうやら今回の警告は一部の専門家の意見をもとに積極的な注意喚起を目的に出されたものだったそうでして、実際に子どもの目にニンテンドー3DSが悪影響を及ぼすとの科学的実験に基づく証拠が出されたわけではないみたいですね。岩田聡社長は「ニンテンドー3DSが危険なゲーム機であるということは決してありません」とも語ったとされています。
「たとえ販売にプラスの影響にならない情報でも積極的に開示していく姿勢を大切にしたい」と述べて、今度は適度な使用ならば子どもも過度に心配せずに遊べるというメッセージを積極発信しようとした感じも伺えますね。なんだか任天堂には異例のウォールストリートジャーナル(WSJ)でのインタビュー経由の情報発信で波風が立たないように図るというのは、どこかのハイレベルなメディア対応を思い出させたりもしますが、なにはともあれゲームのやり過ぎには注意しながら大人も子どもも楽しくニンテンドー3DSを愛してねってことでしょうかね~
[Wall Street Journal via Geek]
Adrian Covert(米版/湯木進悟)