見た目も悪くないぞ!
Apple(アップル)は、iPhoneケース、Apple Watchのバンド、そのほかすべてのアクセサリーでもうレザーは使わないと発表。CO2排出量が大きすぎることが理由です。
これからはレザーの代わりに、68%が使用済み再生素材でできている新素材「ファインウーブン」を使用するとのこと。
レザーの廃止は、カーボンニュートラルでサステイナブルなプロダクトを作るという環境ゴールを掲げているAppleがそれに向けて動いている証拠ですね。
ファインウーブンとは?
Appleによると、このファインウーブンはスエードのような柔らかい手触りで、色のバリエーションもいくつか出るとのことです。
Apple Watchのファインウーブンバンドは、マグネットもバックルもあります。iPhone 15向けには、ファインウーブンを使用するケースとして「MagSafe対応ファインウーブンウォレット」と「MagSafe対応ファインウーブンケース」が発売されます。
画像を見る限り、ファインウーブンに変わったからといってダサくなった感じは全然ないですね。またナイキやエルメスなどバンドを作っている企業とも、さらにサステナブルなバンドを作れるように協力しているとのこと。ナイキの新しいスポーツバンドは、32%が再利用フッ素ゴムでできているそうです。
革製品をやめることだけが、カーボンニュートラルな製品への大きな変革だとはいえませんが、毎日それを身につけるユーザーに気づきを与えるという要素は強いように思えます。カーボンニュートラルへの取り組みとして、Appleは他にも工場に100%クリーンエネルギーを導入するなどしています。