あ、この半透明見たことある!
今年5月にMicrosoft(マイクロソフト)の開発者向け会議「Build 2017」にて発表された、Windowsの新デザインシステム「Fluent Design System」。間もなく配信がスタートする「Windows 10 Fall Creators Update」の一部にも組み込まれているこの新デザインシステムですが、その変化がひと目でわかる動画が公開されました。
Windows 10 Fall Creators Updateによって、スタートメニューやシェルなどから導入が始まるFluent Design System。イメージは「Light」「Depth」「Motion」「Material」「Scale」と説明されている同デザインシステムでは、マウスカーソルで指し示された場所が光でハイライトされたり、まるで「Windows Vista」のような半透明デザインが取り入れられていることがわかります。
さらにFluent Design Systemでは3Dも利用できます。ペンデバイスと組み合わせて、3Dオブジェクトを操作したり…なんてことも可能。「Windows Mixed Reality」としてVRやMRの普及を図っているマイクロソフトとしては、デザインシステムに3Dを取り入れるのにピッタリなタイミングだったといえるでしょう。
このFluent Design SystemはWindowsだけでなく、iOSやAndroidのアプリ、サービスにも順次展開されます。さらにWindowsでは、今後のアップデートでさらなるFluent Design Systemの導入が進められる予定です。今回のWindows 10 Fall Creators Updateは、その第一歩にすぎないというわけですね。
以前は「Project Neon」とも呼ばれていたFluent Design System。どれだけカッコイイシステムに仕上がっているのか、早く見てみたいものです。
Image: YouTube
Source: YouTube via The Verge
(塚本直樹)