東日本大震災から5年、被災地の復興はどこまで進んだのか

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東日本大震災から5年、被災地の復興はどこまで進んだのか

2011年3月11日に起きた東日本大震災から、本日でちょうど5年目

最近は以前と比べると震災や復興関連のニュースを聞くことも少なくなってきましたが、被災地の復興は今も続いています。そんな中、グーグル昨年に続き、5年をむかえる被災地のストリートビューを公開しました。

今回のストリートビューは2015年6月から2016年1月に岩手県、宮城県、福島県、茨城県で撮影されたもの。ストリートビューでは5年を迎えるそれぞれの被災地を、そして冒頭の動画では5年間でどのように復興が進んだのかを比較して見ることができます。

女川町地域医療センター周辺はかさ上げ工事中。

請戸漁港周辺には被災した建物が残る。

岩手県宮古市から宮城県石巻市、宮城県亘理郡亘理町から福島県双葉郡広野町の航空写真も公開。

ストリートビューの撮影風景。

こうしてみると、被災地では瓦礫や被災した建物の撤去は進んでいるものの、地域によって復興のスピードに大きな差があることがわかります。すでにコンビニ等の商業活動が見られる地域から、何もない広場になっている場所までさまざまです。

また、グーグルは被災地の過去・未来・現在の写真や動画を「未来へのキオク」としてアーカイブしています。すべての被災地が震災前の日常を取り戻す日まで、復興はまだまだ続きそうです。

source: グーグル

(塚本直樹)