いまだからそこ。
メルカリは暗号資産(暗号通貨)やブロックチェーン関連のサービスを企画/開発する新会社「メルコイン」を設立すると発表しました。
メルカリは今回のメルコインの設立について、「メルカリにおいては、売上金のビットコインでの受取り機能の提供や、『メルペイ』においても決済・送金機能の提供に留まらず、与信、暗号資産・資産運用の機能を一つのウォレットで提供していく等、より簡単に金融サービスを利用できる環境を構築していきます」と案内しています。今後は暗号通貨がさまざまな形で、同社のサービスに組み込まれていくようです。
![0f9f421b-20210402mercoin02](https://media.loom-app.com/gizmodo/dist/images/2021/04/05/0f9f421b-20210402mercoin02.jpg?w=640)
さらに続けて、「NFT(Non-fungible token)等、これまでのモノ・お金に限らず、サービスやデジタルコンテンツなどのあらゆる価値を誰もが簡単に交換できる新しい取引の形を創出し、さらなる顧客体験の向上や顧客基盤の拡大に繋げていきたい考えです」としています。NFTでは絵画などのデジタルコンテンツの取り引きに使われており、メルカリのようなマーケットプレイスとの親和性は非常に高いことでしょう。
メルコインは4月下旬に設立される計画で、また暗号資産交換業者としての新規登録申請を予定しています。個人的には「メルコイン」という名前の暗号通貨が登場するのかどうかが気になるところですが、今後の暗号通貨市場がどのように成長するのかを見守りたいものです。
Source: mercari