どっちなんだい。
10月4日の開催が発表されたGoogleの発表会Made by Google。Googleからは、今年すでに折りたたみスマホのPixel Foldが発売されていますが、本命はこっち。Pixel 8/ 8 Proです。
Pixel 8は、先日まで、eSIM対応のみ予想が強気でしたが、ここにきて一点。物理SIMカード使えるみたい。
米国版iPhoneの後追いはせず
SIMトレイ継続か、eSIMオンリーとなるか…。そこが注目されているのはアメリカの端末事情があるから。
実は、昨年リリースされたiPhone 14、米国版にはSIMトレイがなく、eSIMのみ対応。Pixel 8は、iPhone 14の流れを汲んでeSIM完全移行に踏み切ると思われていましたが…。どうやら思いとどまったみたい。
ネタ元の9to5Googleは、eSIMのみは話が大袈裟に伝わっていたようだと報じています。
現行のPixel 7はデュアルSIMで、eSIMとnanoSIMの両方に対応しています。これは、Pixel Foldでも同じ。
公式リークされたPixel 8 Proの画像では、目をこらしてもカードスロットはさすがに見えませんし(角度的に無理!)。Pixel 8もnanoSIMとeSIM両方対応だと思っていてよさそう。
eSIMと物理SIMどっちがいいの?
こっちがいい!とはいえません。eSIMは細いピンでトレイを開けるという物理的手間がないので、ピンがなくて詰む問題から解放されます。SIMカードが届くまで待つなんてこともありません。
一方で、物理SIMにはスマホの乗り換え時でもカードを移動させればいいだけ、という万人にわかりやすい魅力もあります。eSIMは機種変でもしつまづいたとき、何が理由でどうなっているのか謎すぎて自分では何もできなくなる可能性あるからな…。
海外旅行・出張でも、eSIMが手軽という人もいれば、物理SIMのほうが安心感あるという人もいます。てことで、現段階ではまだどっちでもいい。今使っているほうを継続していい。どっちでもいいなら、両方対応してくれたほうがより多くの人にわかりやすいはず。
SIMトレイをなくしたiPhone 14ですが、その分のスペースが有効活用されているわけではないんですよね。なら、なおさら両方あっていいと思いますけどね(eSIMユーザーだけどそう思います)。
ちなみに、物理SIMカードの取り出し方は、SIMトレイの位置ふくめ、iPhone・Pixelともに公式が親切に図解してくれています。
Source: 9to5Google