犬まっしぐら。
言葉を話さないペットの調子が悪いと、飼い主が心配になるのは当たり前のこと。ましてや4本のうちどれかの脚がないなど、身体的なハンディキャップがあったら尚のことです。
3本脚の愛犬の脚力が落ちてきた
スウェーデン出身で自ら「クソロボットの女王」と名乗る、YouTuberのシモーネ・ギールツさん。彼女は愛犬スクラップスと暮らしているのですが、ワンコには右後ろ脚がありません。
機械工作を得意とするシモーネさんがDIYしたのは義足ではなく、スマホでトルクを変えられる強化外骨格(エグゾスケルトン)。モーターで動きをアシストする便利な装置で、現場作業など力仕事がラクになります。
ハーネス嫌いの小さなワンコが装着する強化外骨格は、どんなものになったのでしょうか?
スマホでもトルクを変更できるように
日常生活に支障はないものの、最近は抱っこをせがむようになった3歳のスクラップス。車椅子以外の解決策を模索した結果、負担が大きい左後ろ脚の膝にモーターを装備してもらうことにしました。
いくつかの試作を重ね、スマートフォンでトルクを変更できるスマート・エグゾスケルトンが完成。スクラップスも違和感がないようで、自然に走れるようになりました。
今後もデータを取りながら改良を重ねるようです。いつか商品化されたら、世界には喜ぶ人(と動物)たちがたくさんいるでしょうね。
以前はレゴで車椅子を作った少年も
かつては12歳の少年が、前脚のない子犬にレゴで車椅子を作ったこともありました。愛情と発想とDIY精神があれば、ハンデを乗り越えることは可能ですね。
Source: YouTube via hackster.io