倉庫や工場、介護現場で働く人形ロボット「Apollo」

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  • author 武者良太
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倉庫や工場、介護現場で働く人形ロボット「Apollo」
Image: Apptronik

手が五本指でぐにぐに動く。人間用の工具などがそのまま使えそう、ってのは素晴らしいお話です。

アメリカのロボットベンチャーApptronikが、汎用人型ロボットApollo」を発表しました。足つきモデルは身長は約170cmで重量は約73kg 。人間と同じ大きさ&重さ。

だから、人間がやってきた作業をそのまま任せることができるみたい。働いてもらう現場側をロボットに合わせてリフォームする必要がないんです。

VIdeo: Apptronik/YouTube


連続4時間勤務が可能

バッテリー駆動時間は4時間だから、一日8時間働かせるのはちょっとたいへん。

でも24時間稼働の倉庫や工場では、6~7交代制にすればいいのか。いや、ホットスワップ可能なバッテリーパック式だから、バッテリー交換に従事するApolloがいればいいのか。

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Image: Apptronik

ペイロード、すなわち手で持てる荷物は約25kgまで。決して力持ちではありませんが、人間の仕事を肩代わりしてくれる存在としては十分なスペックでしょう。

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Image: Apptronik

上半身だけのモデルは、脚部パーツを自由にアセンブルできる模様です。

価格や発売時期はまだ未公開。Apolloが人手不足の現場を支えてくれる未来がくるのを楽しみに待ちましょう。

Source: Apptronik

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